2022.02.08 10:15

「ウィメンズケアヨガ」ってどんなヨガ？ ②

前回の記事では「ウィメンズケアヨガ」の特徴の一つをご紹介し、女性の身体に特化したヨガである事を書きましたが、今回はもう一つの特徴のお話。

それはインド発祥のヨガの原型である「伝統的ヨーガ」の手法を取り入れていることです。

では「伝統的ヨーガ」とは・・　

　①身体への負荷を最小限にしたシンプルなポーズで筋肉・関節を動かす

　②「バンダ」という技法で「喉元・横隔膜・骨盤底筋群」に内圧をかけ自律神経へ働きかける

　③「プラーナヤーマ」（呼吸法）を行い自律神経へ働きかける

　④静かな瞑想の時間を大切にする

この流れがヨガの基本原理になっているので身体だけではなく精神面への作用も高くなります。

ただ残念ながら今の国内で主流になっているヨガは「①のポーズ」をとる事だけに集約されている事が多く、自律神経系を調整する影響や効果は薄いのです。

実際に私もそう感じていた部分が多かったのは前述の記事通りです。

そして、

「ヨガをやっているのに体調がイマイチ・・」「ヨガで身体を痛めてしまった・・」

そんな話も良く耳にします。

それはアクティブでハードなヨガばかりを続けていると自律神経の交感神経ばかりが優位になり興奮状態が続き逆に自律神経が乱れたり、

関節や筋肉に負荷をかけ過ぎた柔軟体操のようなヨガは怪我に繋がる場合もあります。

身体に良いとされるヨガでも・・なのです。

「ウィメンズケアヨガ」はポーズだけに限らず、必ず上記の流れを行い自律神経の調整を目的にしています。

それは常に時間に追われて忙しく、ストレスも多く、情報が溢れる生活の中で心身を疲弊しがちな現代に生きる私たちこそ自律神経を調整する事や自分自身を取り戻す事はとても重要だからです。

古典的なものを現代へ生きる私たちの生活に融合させ、

女性の身体の事を深く知り尽くし、意味や効果のあるヨガ。

それが「ウィメンズケアヨガ」の特徴です。

ヨガは自分の身体と仲良くなり、

自分自身を丁寧に扱い、

呼吸を感じたり、

身体を感じたり、

心を見つめ、

これから先の人生をできるだけ健康に過ごせるためのメソッド。

ぜひご一緒しましょう！