「緊張と弛緩」
ヨガは「緊張と弛緩」。
このリズムの繰り返し。
身体に「緊張」やほんのちょっと「ストレス」を加えて、「解放」して緩める・・
これを何度も何度も繰り返し行っています。
よく生徒さんから
「ヨガで癒されました~」
「先生に癒されました~」なんて言って頂けるのですが、
そのお言葉がとってもとっても嬉しい!
でも実は違う・・
嬉しいのだけど、ちょっと違う。
私は皆さんにほんの少しの「ストレスと緊張」を与え、「弛緩させる」という
リードを行っているというのが事実です。
「ストレスを与えられている」と感想を言って頂けるよりは、
「癒されました~」と言って頂ける方が、断然嬉しいのですけどね・・(笑)
だけどちょっと違うのです。
◎それを知る・認識する→自分自身でストレスの軽減や解放のきっかけを作れるようになってくる。
◎日常生活においてもストレスの軽減に繋がることを自分自身で選択できるようになってくる。
これが「緊張と弛緩」の目的です。
緊張から解けた身体はとっても心地良い!
だから気持ちもとってもリラックスできる!
癒される!!
同じヨガでも動きの激しいヨガや柔軟性を高め追及するヨガはこの部分が薄くなりがち・・
緊張や興奮を高め、欲求や願望を追い求め行き過ぎてしまうと、
「緩める」「リラックスする」という事からかけ離れてしまいます。
自分を観察する「ゆとりや余裕」を持ちながら、感じる事がとても大切。
クラスでは繰り返し、繰り返し「緊張と弛緩」を何度も何度も行います。
そうすると自分自身の状況を知る事に繋がっていきます。
この積み重ねが日常の場面において適切な判断ができ、
落ち着いて自分を良い方向へと自分を導くことができる。
それがストレスの軽減、耐性にも繋がっていきます。
ストレス解消 = ショッピング~♪
甘いもの食べる~♪
これはあくまでも一時的なストレス解消。
残念ながらストレスの根本的な解決には繋がりません・・。
本当の意味でのストレスケアを知ること、
そして行うこと。
自分をより良い、心地の良い方向へと導いていきたいですね。
ヨガは
アーサナで身体全体・精神的にも刺激と緊張を高め、緩めることを行う
バンダで内圧の操作を行う
プラーナヤーマで自律神経系の働きを高める
少しずつですが、
「緊張と弛緩」のリズムを繰り返し、繰り返し行っていくと
身体は必ず、必ず・・
それぞれのタイミングで応えてくれます。
0コメント